概算見積が“使える/使えない”を分けるのは精度よりも見せ方(単位設計)です。用途が違えばコスト構造も違うのに「一式◯億」だけだと比較も説明もできません。
そこで有効なのが、マンションなら住戸単位、ホテルなら客室単位といった、用途に合った単位で概算を読む設計です。
用途が違うと、コストの見方も違う
マンションは住戸仕様・サッシ/外装・共用部が効き、ホテルは客室仕様に加えて付帯施設や設備負荷が効きます。同じ延床でも単位の切り方が違えば、見える論点が変わります。
住戸単位・客室単位で見るメリット
1)比較が早い
住戸単価・客室単価で見れば、案件横断で相場感が出ます。
2)仕様決定が早い
仕様変更の差分が単位で見えると、優先順位が付けやすい。
3)稟議・説明が通りやすい
意思決定者が欲しいのは理由。単位設計があると理由が作れます。
用途別の主要コストドライバー
マンション
- 住戸仕様(床・建具・水回り)
- サッシ・外装(開口率やグレード)
- 共用部の作り込み
ホテル
- 客室仕様(内装、建具、水回り)
- 付帯施設(レストラン、大浴場、宴会)
- 設備負荷(空調・給湯・厨房・排水)
まとめ:単位設計が“読める概算”を作る
- 用途が違えばコスト構造も違う
- 単位で読むと比較と説明が速い
- 単位設計は「どこが効くか」を可視化する
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図面入稿前チェック(最短版)
- 所在地(都道府県)・用途・規模:階数/延床(レンジ可)
- 想定構造:RC/S/SRC/壁式RC(未確定は候補を記載)
- 仕様グレード:標準/中級/高級(共用部のみ高級等も可)
- 設備の方向性:空調方式・給湯・EV台数(目安でOK)
- ブレ要因の明記:杭・外構・造成・特殊設備(未確定は「未確定」と記載)
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